キモオタクの部屋

終わりかけの大学生のブログ。不定期に更新します。

Arduinoでオートロックを自作したかった

こんにちは、キモオタクです。

 

皆さんは家の鍵をちゃんと閉めますか?私はーー

閉めません。

さすがに家の施錠ぐらいはしっかりした方がいいけど物理鍵を持ち歩くのが面倒くさい、といことで鍵をオートロックにしたかった

のですが、失敗しました。この画像はサーボモータのトルクが思った以上に弱かったので、一旦固定を外そうとしたら機構部が思いっきり破損した図です。あまりにも設計が雑すぎた…

 

今回は残念な結果で終わりましたが、一応制作過程をまとめていたので記事にするだけしよう、という内容が今回の趣旨です。

 

要件定義

今回必要としている機能は

①オートロック

NFCタグによる開錠

③非接触での内側からの開錠

の3つです。ホームアシスタントやスマホとの連携などは必要ないため、wifiモジュールは搭載しません。なのでどちらかというと、ホテルのオートロックに近い仕様になりそうです。

 

基本設計

家にあったパーツをかき集めたところ

Arduino Mega 2560

RFID-RC522 (RFIDリーダー)

・HC-SR04 (超音波センサ)

・SG90 (サーボモータ

が手に入りました。本当は人感センサを使いたかったのですが、動くものがなかったので超音波センサで代用します。

こんな仕組みが作れればいいわけですね。

まあ今回はNFCではなくRFIDタグを鍵として扱うのですが、細かいことは置いておきましょう。

 

詳細設計

サムターン(鍵をひねるつまみ)を開ける構造や、NFCリーダーやArduino本体のカバーを適当にモデリングし、3Dプリンターで印刷していきます。

ひねる機構はこんな感じでよさそうです。ガワも順次作っていきます。

 

部品の動作確認もしていきます

なんか動いてそうですね。ヨシ!!

 

システム実装

arduinoスクリプトを書きます。

githubのリンク)

 

10年ぶりにはんだ付けして

刷ったガワに中身を詰め込んで

サムターンを回す機構も取り付けて

微調整しようとしたら破壊してしまいました。

まとめ

今回の反省点は「全体的に計画が雑」なことが挙げられます。サーボのトルクを調べたりPLAの強度を考えたり全くせず、さらにはバッテリー周りの設計が面倒という理由で4mの延長コードを使って有線で電源供給をしようとしていました。廊下と居室の間のドアが閉められなくなるやんけ!!

 

次回は足りないパーツを注文し、今度こそ自宅のオートロックを実現する記事を書けたらな、と思います。あと、冷静に考えてwifiに繋げた方ができること広がりますよね。スマホでも開錠できますし…

 

それでは。